Communication Arts blog -武術で創造的に生きる-

武術を用いて創造的に生きる。豊かな未来の自己とコミュニケーションを図るには?CAの活動を綴っていきます。

身・口・意の一致

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皆さんこんにちは!CAです。

 

今日は「身・口・意の一致」です。

簡単に言うと、体と言葉と意識を一致させなさいよという事です。

 

近代武術・格闘では「身体運動→意識」という流れで運動を開始します。

体の中心を捻り、その捻りの解放を連動させ、相手を突いたり蹴ったりします。

その運動の後に、【当てよう】という意識を持ち始める事が多いです。

 

本来の武術では、【既に当てている】という概念で技を行います。当てたという意識の後に身体が引っ張られて動いていく感覚でしょうか。

日常で机の上に置いてあるものを取る時に、【取ろう】と思えば自然と体がその意識に働いて運動を行います。その際に、体のどの部分を使って~といった意識は持ちませんよね。

 

身体→意識と、意識→身体の2つの動きの中でどちらが強い・有用といった技術論はひとまず置いといて…

(ぶっちゃけ、倒せればどっちでも良いんです。狭い視点で見ると)

なぜ、意識→身体の流れを武道では意識させるのでしょうか?

 

 

武道は【人生の知恵】です。

その中に、全てを包括する学問として【型】が残されています。

では、この観点から先ほどの動きを見てみるとどうでしょうか。

 

身体の捻れから発生した意識というのは、瞬発力はありますが、持続しません。必ずエネルギーの衝突が生まれます。

相手に持たれた手を、捻りで取ろうとすると必ずそうなります。

 

しかし、体を捻らず【こう動く】とイメージして頭を倒す。それに従って動いた身体の動きは止める事が非常に難しく、延々と進む事が出来ます。

 

この技術から学ぶ事も結局は生きる知恵だと思うのです。

 

まずはやりたいと思う事。

それに素直に従って動く事。

そうすれば目標まで一気に進む事が出来ます。

 

目標から目を背け、斜に構えて捻った状態では必ずブレーキがかかります。

自分の【本当の想い】から目を逸らした状態ですね。

 

【身・口・意】の一致。

ここからも人生を創造的に生きるヒントが得る事が出来そうですね。

 

 

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