Communication Arts blog -武術で創造的に生きる-

武術を用いて創造的に生きる。豊かな未来の自己とコミュニケーションを図るには?CAの活動を綴っていきます。

児童虐待はなぜ起こるのか。

みなさんこんにちは!MANANです。

 

今日は3記事目。

 

タイトルは、「なぜ児童虐待が起こるのか」という話です。

 

先日、児童虐待等の福祉支援をメインに活動されている方の講演を聞く機会がありました。

その内容が、横田先生のお話しによってすごく裏付けされている良い内容でしたので、書かせていただきます。

 

女性は、妊娠中にエストロゲンというホルモンが分泌されます。このホルモンによって、不安や緊張を感じにくい状態になるらしいです。

ですが、出産と同時にこのホルモンは一気に減少。

 

出産してから、あえて【不安と恐怖】を感じるように人体は出来ているようです。

何故、出産後にあえてそうなっているのか。

 

それは、人間が群れで生活させるためだそうです。

不安と恐怖を感じずに、一人で子どもを育ててしまった場合に、何か失敗したり分からない事があれば、子どもの生命に関わります。

 

そうなれば、人類の繁栄という種の保存ができなくなる。

だから、群れで生活させる構造に人体はなっているという説をお聞きしました。

 

群れで生活するメリットはまだあります。

それは、【ミラーニューロン】という細胞の働きのより、言語を超えた空間の情報で様々な事が学べるからです。

言葉もない時代、人類はこれを駆使して子どもを育てる方法を種で共有してきた。

 

しかし、現代の日本は母親が孤立して一人で子どもを育てる環境が非常に多い。(実家が遠方地など)

そして、誰にも聞けないから分からない事はネットで調べる。けれど、出てきた情報が今目の前で困っている、自分の子どもの状況に合致するとは限らない。

 

そして上手くいかない。その不安やストレスが、一番弱い存在である子どもに流れていき、虐待が起きるという構図だそうです。

 

この、【困ったらすぐネットで調べる】というのは今25歳前後の世代からスタンダードになってきたそうです。

だから、この世代の人たちは非常に頭が良いし、知識も多い。

 

けれど、問題なのは【直接触れて感じる】という経験が少ないために、五感が発達していないという事も仰っていました。

 

だから、生のライブに弱いんだそうです。

全身の感覚をフル動員しないといけない【子育て】に対応できない。

 

このような講演内容でした。

掻い摘んで書きましたが、要は【環境・場】が問題を起こしており、それに対応できるかどうかは【本人の感性】によるという事を要点として、述べられていました。

 

講師の方は、霞ヶ関で法律を作る時のアドバイザーとしても招へいされている先生です。

 

その方が、横田先生が何年も前から仰っている【場と感性の重要性】を説いていたので、私は改めて普段学んでいる事の素晴らしさを実感しました。

本当に普遍的な事を学んでいるんだな~と。

 

また、講演の中では次のような事も聞きました。

虐待が起きる環境の中には、やっぱり貧困が存在すると。

 

でも、そうした貧困家庭の親からは、カウンセラーに対して次のような質問が来たりするそうです。

 

【水道代ってどうしたら安くなりますか】

【払わなくていい税金ってあるんですか】

 

というような。

講演の中では、本人たちが悪いんじゃないと行っていました。

幸せに、豊かになるために知っておかなくてはいけない事を知らないだけなんだと。

そして、それを学べるミラーニューロンが働く環境が無いのが最大の理由だそうです。

 

 

豊かになるのは、知らなくてはいけない事がある。

幸せになるには、先にそうなっている人達がいる場所に行く事が重要である。

 

 

その2点について改めて意識する事が出来ましたし、今の環境にも感謝しかないなと感じました。

 

どこで学ぶのか。

そこに全てに答えがあるのかもしれませんね。

 

今回はここまで。

 

 

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